飽きのこない恋人

「お口の恋人」としてチョコレートなどのお菓子類が宣伝されていたのは、もうはるか昔のような気もいたしますが、それほどいつも甘いものは手元において、いつでも食べたいときにも食べることができるようなイメージがあったのだと思います。

それで、甘いものを好きな人は本当に大好きで、いつでも自分のまわりに甘いお菓子がないと気がすまない、ということがありますよね。それで、それを恋人に置き換えてみるとわかるのですが、そうそう美味しいからといって同じお菓子ばかりでは飽きるはずなんですが、しかし、息がぴったりどうしの恋人たちはいくら長時間いっしょにいても飽きがくるということがない。

それは、まわりからみると実に「二人の世界」ということでもあるのでしょうけれども、邪魔が入らないかぎりいっしょにいるわけなんですよ。それで、その人たちの関係を考えてみてもなにか「接着剤」という役割にでもなっているものがないとおかしい。

ふたりの関係にいまいち迷惑を昂じている人では、その接着剤というものを抜き去ってしまうことで、二人は「恋人関係」ではなくなってくると思われるのですが、それがまた思ったようにはいかないわけなんです。

「飽きがくる」という言葉では、ときどき夫婦の仲を現す言葉としても使うようですが、なかなか強いつながりのある「恋人」では簡単には飽きてくれないようなんですよ。それはお金のつながりであったり、仕事のつながりであったりもすると思うのですが・・。

とりあえずお金については、誰でも飽きることがないのでそういう関係の「恋人たち」は多いかもしれないですね。「仕事つながり」であっても、「趣味つながり」であってもなかなか面倒くさい、というのはあるかもしれません。

そうなってくると、飽きがきたとか来ないとかの問題ではなく、それはもう毎日の行事として組み込まれているといっても過言ではないということでしょう。まいにち食事をするのと同じように「恋人」と会うことが日課になっているということなんでしょうね。

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